装剣金工・刀身彫刻 片山重恒 修行日記

 平成21年に独立した刀に関わる職人の卵です。製作日記などを。

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刀身彫刻の簡単な説明

刀身彫刻とは

刀身彫刻は実用から彫られたものと図柄に分けられます。
実用としては樋(ヒ・みぞ)など、軽量化を主目的に彫られたものが古来から現在まであります。

図柄を彫るものとしては
平安時代より信仰によるものがあり戦国期に最も盛んになります。
不動明王を表す、梵字、剣、倶利伽羅、などがおおく、また神号などを彫られたモノもあります。
戦場で命を預ける刀剣に神仏の力を込めるという呪術的な意図が大きかったようです。

江戸時代に入り平和な時代が続き、武士が命をかける戦士から官僚化してくる、商人階級が力を持ってくる等の流れより、装飾性が強くなります。
玉追龍、梅花など立身出世を表す図柄、鶴亀、松竹梅など縁起の良い図柄などで、神仏に関係する彫りも技巧的になります。

幕末になると「日本人」という感覚がうまれ、国学などの影響より
桜花や、和歌の文字彫りなどが彫られるようになります。


施彫

刀身彫刻は刀鍛冶の作品が仕上がったところに彫り込む故に、失敗が100%許されません。
マルテンサイト化した焼刃の中は硬いため彫ることが出来ず、刀身は基本的に曲面で有るため施術も困難であります。またあくまで主が刀身であり、刀身に添えるものであるため主張しすぎては成らず、刀身とのデザイン上のバランスが重視されます。

刀身をキャンバスとして自由に表現することは出来ません。

そのため、下絵、絵付けが重要であり、一番時間を掛けるところでもあります。新しい図柄に挑戦するときは鉄板などで部分的に試し彫りを繰り返し、準備を万端にしてから 精神を集中し施彫します。

彫る題材にもよりますが、彫り始めてより半月から三ヶ月程度かけて作品を造り上げます。

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文章的におかしい所、内容がおかしい所がありましたら指摘して欲しいのであります。
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装剣金工・刀身彫刻
という、刀に関わる職人の卵です。

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