装剣金工・刀身彫刻 片山重恒 修行日記

 平成21年に独立した刀に関わる職人の卵です。製作日記などを。

セセリ


丁度良い、素銅の切れ端があったため「セセリ」を造った。
セセリとは、火縄銃の火穴を掃除する道具です。

火縄銃は火縄の火を、火皿に置いた口火薬(細かくすった火薬)に押しつけ、点火
その火が 「火皿」と「銃腔」を結ぶ細い穴である「火穴」をとおり、「銃腔」内の発射薬を爆発させ、その力でもって玉を飛ばすものである。
この「火穴」太すぎると火の通りは良くなるのですが、発射薬の爆発の際に火を噴く事になるので、バランスをとってあるわけですが、それが詰まることがよくあるわけです。
そのため、その穴を掃除する道具が必要であり、それが「セセリ」と呼ばれる物なのです。

「火穴」を傷つけないように、鉄ではなく素銅を使ったモノが多い。
曲がってもダメ、折れたら目も当てられない。
鍛造でその硬さと粘りのバランスをとりつつ、造りました。




霜苔鑢
この鐔、以前手に入れたときから、表面テクスチャーの技法が見当も付かず、
暇があれば手にとって考え、金工に出会えば、それを見せて意見を聞きとやっていたのですが、日刀保の刀職技能者講習の時、「自分も以前より興味を持っていた」という方がおられ、その方の持っている縁頭の写真を頂きました。
また、この技法が「霜苔鑢(しもごけやすり)」と呼ぶものであるとこを教えていただきました。
非常に感謝です。
が、製作方法はまだ不明のママ。

因みにこの鐔は赤銅でで出来ています。ハバキにした物も見たことがあり、それは素銅でした。
送っていただいた、縁頭の画像は、赤銅と素銅の物がありました。
共鑢ではここまで重なり合った粒は着かないと考えるのですが。

どなたか、この「霜苔鑢」について何か情報がありましたら、教えてくださると非常にうれしいです。
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