装剣金工・刀身彫刻 片山重恒 修行日記

 平成21年に独立した刀に関わる職人の卵です。製作日記などを。

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大和魂

砲術昇段試験のため、「大和魂」という題でレポート提出が有ったのだが、完全に忘れていた。締め切りの日に、「片山君のが届いてないぞ」と電話があって、気がつく。
夜中の一時ごろから、大慌てで駄文をでっち上げる事にした。
うーん、昇段試験でレポート提出であるから、このレポートで点が付くわけではないだろう。たぶん、これを機会に「大和魂」について考えさせるのが目的だろう。故に、長い必要は無かろうし、ちょっと脇道にそれても良いだろうと。考える。
文章は最初の三行で「ん!?」と思わせないといけないと、むかし受験の小論文講座で聞いた気がする。
以前、友人の鹿正氏のブログの禅問答にいたく感心した自分は、これを持ってきた。
もっとも、禅問答については全く知らない野で、間違っている可能性が高い。
_________________________

大和魂

「敷島の大和心と人問はば朝日に匂ふ山桜花」と過去の賢人は詠んだという。
大和魂とはと聞かれ、即答できない自分は山桜について考えてみる。

「そもさん!大和魂と山桜、我これを如何に解く哉!?」

 調べると、「山桜は日本の代表的な桜で、山地に広く自生する。吉野の桜は山桜である。対する里桜(ソメイヨシノ等)は、花が咲いた後から葉が出てくるが、山桜は、葉と花がほとんど同時に開く。葉が紅なため、花も美しくピンクに見えるが、実は白いものが多い。」
本居宣長はあくまで山桜を愛でる純粋な心を詠み、深い意味はないとの解説もあるが、この詩が世に広まったのは各人がその山桜に対する思いがあったのだろうと思う。

自分なりに山桜を考えると

・葉と共に花が開き、それ故に花が一段と美しく見える。

ここから、自分は、一つのものだけで完成されず、多数が集まる事により相乗効果があると読んだ。

和魂洋才、和魂漢才という言葉がある。
魂を文化、才を文明と自分は解釈した。

文化と文明は対立するものではなく、両立するものとした、日本人
それ故に日本に於いては新たな他文明の導入がスムーズかつ、借り物ではなく自分なりに解釈して自家薬籠中のものと出来たのであろう。

・時期が来れば潔く花は散るが、葉を繁らせ、枝を広げ、根を張り、厳しい寒さにも耐えて、また春に花を咲かせる。

時期(自然・運命)に逆らわず、それを潔く受け入れ、受け流す。
日本文化とは自然に逆らわず、素材を生かすことに本質があるのではないだろうか。
自然そのものを慈しみ、楽しむ。そしてそれを自分の表現に組み込む。
刀剣にしても、鉄の色、肌、刃紋そのものを楽しむ文化は日本だけの物である。

自然や他者を押しのけ否定するのではなく、他者を生かす事によりまた、我も生かし表現する物ではないだろうか。

「せっぱ!自然と共に生き我を実現するもの。これ有り。」

自分は装剣金工という日本刀に関わる職人をたつきとしています。
日本文化をにない、護るという仕事ながら、大和魂についてきちんと考えた事が今までありませんでした。このような機会を与えてくださり、感謝します。
物事を深く考察すること、練武養心、心を養う事なのでしょう。

もっとも、大和魂とは「合理的な思慮の外の感覚的な行動に美学を求める」ものだという説もありましたが。
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なんか、何を言いたいのか分からない文章だなぁ。
いまは頭が、山桜から離れられんし
が、締め切りすぎているから、仕方がない。と、翌日に投函
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Comment

2011.03.08 Tue 11:32  

>刀剣にしても、鉄の色、肌、刃紋そのものを楽しむ文化は日本だけの物である。
楽しむ文化を育んだのは日本だけとすべきだな、世界中の愛刀家に
叱られちゃう。
モノを神の様に崇めちゃう精神構造は、世界共通とも言えるしね。
  • #mQop/nM.
  • 東風麿
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2011.03.08 Tue 20:17  

それがしも悩みましたぞ・・・(泣)
最近、文章を書くことがなかったので収拾つかない文章に!
コピペしたくなっちゃうなっと!
まぁ緊張せずに、昇段試験受けましょ~!
  • #-
  • サムライバカ
  • URL
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2011.03.08 Tue 23:47  

>東風麿氏
まったくその通りですね。世界中の愛刀家の皆様申し訳ありません。

>サムライバカ氏
大学生のように、wikiをコピペしたくなったです。

2011.03.09 Wed 11:00  

あれ、コメントが消えている。

テスト書き込み

2011.04.04 Mon 20:26  

今更だけど、いたく感銘をうけましたぞ。
大和魂なんて、明確に定義はないのでしょうけど。

「そもさん!大和魂と山桜、我これを如何に解く哉!?」
「せっぱ!人も通わぬ山奥に咲いた桜の心意気なりw」
  • #AYCaAQ46
  • のきば
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2011.04.05 Tue 22:39  

古き哲学命題、咲いた事を確認する人がいない場合、その花は咲いたのか?って奴ですね。

日本人的には人に見られずとも、全力を尽くすと言う事でしょうな。

2011.04.06 Wed 22:55  

桜だって、精一杯咲ききらなければ、その散り際に微笑めませんよねw
男児一事を成せば足るとの言葉もあるように
「散り際の微笑み、見事!」と、
もし見ている人が居れば、言ってくれるような生き様を心がけたいものです。
・・・が、多分自分には無理だろうなぁw
  • #AYCaAQ46
  • のきば
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