装剣金工・刀身彫刻 片山重恒 修行日記

 平成21年に独立した刀に関わる職人の卵です。製作日記などを。

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金槌作り

彫金に使う小さな金槌を福鎚(ふくつち)と呼びます。「おたふく」などとも呼び、自分は単に「つち」と呼んでいます。

小さな力で打つ必要が出てきたため4分鎚(鏡面直径12ミリ)を作ります。
(通常使っているのは5分鎚・直径15ミリ)

市販の鎚頭を使うのですが、市販の物はバランスが狂っていたり、自分の好みの重さではない事が多いので、自分は一度、焼き鈍し、鏡(鎚の打撃面をかがみと呼ぶ)を叩き締め、削り直します。

110330-1.jpg


焼き入れ、薄く泥を塗って、全体を赤らめ、鏡の部分を水につけます。深さは三ミリぐらいかな? 
刃物よりもやや低い温度(小豆色)で焼き入れしています。
簡単に火で炙って、焼き戻し。

110330-2.jpg

柄を作る
小さな鉋で荒削りをして、ヤスリで微調整しつつ、頭を据える。

110330-3.jpg


自分は楔(炭素量低めの生鉄で作る)を打ち込み、抜けないようにしてしまいます。

必要な長さで切る(全ての鎚の長さは揃えておく方が良い)
握るところと頭の間は折れない割れない程度に細い方が良いので、削る。

一応完成

110330-4.jpg


あとは、使いながら、微調整して、納得できたら、亜麻仁油をぬって完成になります。
上の鎚は普段使いの5分鎚
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